【SNSの正体とは?】時代と共に変わりゆくコミュニケーション手段
【SNSの正体とは?】時代と共に変わりゆくコミュニケーション手段
素朴な疑問
みなさんはSNSをどのように捉えて利用していますか?
スマホ全盛期のこの時代に、まだガラケーでのメール連絡にこだわっている年の離れた友人に「便利だからスマホへ切り替えてLINEを利用してはどうですか?」と勧めたところ、「便利そうなのはわかるけどLINEなどのSNSっていったい何なの?」と逆に聞かれ返答に困りました。
そういえば、その質問を受けるまでTwitter、LINE、FacebookなどのSNSについて深く考えたこともなく、確かに私達の娯楽の中心となっているSNSって一体何なのか、私も気になり出しました。
「そう言われると何なのだろう?」「確かに自分も知らないから次に会う時までに調べておくね!」という話をしてその日は友人と分かれたのです。
有言実行でSNSについてすぐに調べてみたとこと、それは、「みんなが何を求めているのか」を追求した結果の現代のコミュニケーションツールであり、実は昔からその本質は変わっておらず、そのルーツを辿ると面白い繋がりが見えてきました。
「SNSを開かない日はない!」というくらいどっぷりSNSにハマっています!
確かに「SNSとは?」と聞かれても即答できないわね!
捉え方の問題
端的にご説明しますとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、Web上で社会的ネットワークを構築可能にするサービスのことです。
SNSと一言で言っても「大きなくくり」と「小さなくくり」で説明が全く異なるので正確にキッチリと話せばかなり長くなります。
ここでSNSの歴史や要約のような大まかな説明をしても仕方がないので、「そのルーツは何なのか。」私見の意見を交えて語っていこうと思います。
ワシはいまだにガラケーなんじゃ💦
スマホ便利っすよ!
言葉を紡ぐ
SNSの本質的な部分は「人と人とのコミュニケーション」にあり、人と人を繋ぐ一番大事な要素は「言葉のやり取り」です。
例え一方的な連絡方法だったとしても相手に自分の言いたいことが上手く伝わればよく、かつては電報、手紙、ハガキなどがその役割を果たしていました。
この古くから存在するコミュニケーション手法こそがSNSの原点であり、不便だった連絡手段をより快適にし、さらにみんなが楽しめるように付加価値(新しい機能)をつけたツールこそがSNSなのです。
子供の頃にすごく凝った年賀状を送ってくれる友人がいて、そのクオリティーの高さを今でも覚えています。
学生時代は年明けに年賀状がたくさん届くと繋がっている感じがしてすごく嬉しかったです。
ハハキトクスグカエレ
電報サービスは今でも存在しますが、「電報」という言葉はもう死語といってよいくらい普段の会話には出てこなくなりました。
それこそ若い世代は「電報」という単語を初めて聞いたという方も多いことでしょう。
私が子供の時分にはまだ祝電や危篤などを知らせる為の電報が普通に使われていて、自分の母親が病気などで倒れ「ハハキトクスグカエレ」なんて電報が届いたら嫌だなって妄想をしていました。
実際に私の家に電報が届くことは一度もなかったのですが、大昔に流行ったテレビ番組「笑っていいとも」を視聴していると頻繁に電報(祝電など)が登場していて、実物を見たことはないけどよく見聞きするので電報とタモリさんには親近感を抱いておりました。
せっかくの機会なのでNTT西日本の電報販売サイトのお祝い電報台紙をネットで検索したところ、値段は少々お高いですがもらって嬉しい記念に残せる電報を販売していました。
ミッキーマウスはさすがに人気があるようで残りわずかとなっています。
「今の時代に電報?」と思っていましたが、販売サイトを見る限り祝い事の時に誰かにサプライズで送るのもアリですね。
サプライズで貰ったらすごく嬉しいかも!
配達員は「電報です!」と言って届けるのかな?
変わりゆく連絡方法
電報の他にも年賀状、手紙、ハガキ、交換日記、FAX、キャリアメールなど今の時代でも残っている連絡方法はたくさんありますが、私はSNSだけあれば近い人との連絡に困らないので昔ながらのコミュニケーションツールは殆ど使用していません。
ではなぜ、SNS以外の連絡方法はほとんど利用されなくなってしまったのでしょうか?
それは、LINE、Twitter、FacebookなどのSNSの方が使いやすく連絡が取りやすいからです。
SNSを利用すればメールの他にも楽しい機能がたくさん付いているので、利用ユーザーはSNSを利用し始めると長時間そこから離れられず沼にハマっていくのです。
どちらかというと、メールよりSNSごとに特徴が違う「楽しい機能」を気に入って利用している人が殆どではないでしょうか。
人は無意識に「簡単で便利で使いやすい」何かを常に探しているのです。
連絡手段は基本的にSNSだけです!
ネットで繋がる現代社会
かつて主流だったキャリアメールから、LINEに鞍替えした若者は多いですよね。
それはチャット方式でスタンプなどを使い友人と気軽に会話が楽しめるからであり、私もLINEを使うようになってからは、私も友人や仕事仲間との日常の連絡はこれ一本になったと言っても過言ではない便利なツールです。
私が娯楽(息抜き)で利用しているTwitterはいろんな利用方法がありますが、殆どの方は誰かと繋がって連絡を取り合いたいと思って利用していますよね。
去年までは私もいろんな方と絡んでリプやメッセージで会話を楽しんでいましたが、マスク氏がTwitterを買収してからはルールが激しく変更されて落ち着きませんので、私もそれに対応するべくどんな変更があっても大丈夫なような使い方に変更したところ、フォロワーさんとの交流が極端に減りました。
今の私はまるで電報でも打つかのように一方的にフォロワーさん達に向けて旬な話題をツイートし続けている感じです。
日記機能が充実しているFacebookは、自分の書いた日記にたいしてコメントして貰えると凄く嬉しいです。
定期的に友人の日記を見に行って、コメントで会話を重ねていると遠く離れた土地にいるのに妙に近く感じられるので、年始の年賀状なんて出す必要がなくなります。
ネットで普段から交流していれば年賀状で「元気にしていますか?」なんて安否確認を改めてする必要なんてないですよね。
私は10年くらい前に「年賀状納め」しているので誰にも年賀状を出しませんし、誰からも年賀状が届きません。
フェースブックは事業との相性もよいので、学生さんだけではなく個人事業主の方も好んで利用している利便性の高いツールです。
最近はTwitterの大幅な仕様変更が話題になっていますが、ずいぶん前からSNS等がそうやって急に使い勝手が悪くなることも想定していましたので私は特に影響を受けませんが、利用ユーザーはその変化に順応していく努力が必要になります。
仕様変更ならまだしも、時代の流れでサービスが終了することもあるという事を頭に入れておくことが大事なんじゃ!
SNSの正体とは?
では、SNSの正体とはいったい何なのでしょうか?
ここまで読んで頂いた方はもう分かっていると思いますが、「電報」「手紙」「ハガキ」などがその原点となっており、インターネットという新しい連絡手段が出来たことでメールでのやり取りが始まり、もっと新しい便利なツールはないかと利便性と面白さを追求した結果がSNSなのではないでしょうか。
SNS自体も時代と共に繁栄しては衰退し、利用ユーザーは新しくて楽しめるツールを常に探しています。
移り気なSNS利用ユーザーが今後どのようなSNSを好みメインで利用していくのか、それは誰にも分かりません。
さらに面白くて楽しいSNSはないかニャ!
かつて人気だったSNSもブームが過ぎるとまったく見向きもされなくなる場合があるので不思議です!
まとめ
若者は便利なものを見つけるのが上手で適応力も高いです。
時代の移り変わりと共に利用するSNSも変化していくでしょうし、利用ユーザーも常により楽しく便利なツールを探しているように思います。
SNSが楽し過ぎてどっぷり浸かっている方は沼にハマりがちですが、SNSの本来の目的を今一度再確認して身近な人とコミュニケーションをとってみるのもよいのではないでしょうか。
個人的にはガラケーでメールのやり取りをしていた時代が人との繋がりが程よい感じにあって一番よかったように思いますが、過去を懐かしんでも仕方ないのがネットの世界ですよね。
今回のテーマを調べて歳の離れた友人に語ったところ妙に納得しもらえました。
しかし、ガラケーがお気に入りの友人がスマホに切り替えることは当分なさそうです。